輝く女性の生き方図鑑 Vol.84
50代 コーチング コーチ 3児の母
今日は、子育てコーチングやコーチング研修などで
コーチ、セミナー講師として活躍中の河野郁代さんのご紹介。
一度は家庭に入り、3人のお子さんの子育てをしていた郁代さんが、
再び社会に出てお仕事を始めたのは、子育ても少し落ち着いた40代以降のこと。
年齢を重ねるにつれ年々自由に、そして楽しくなっているという郁代さんの人生とは...。 洋服が好きで、大学卒業後はアパレル関係の会社の営業アシスタントの仕事に就いた郁代さん。
若い人が多く、活気ある職場で、
郁代さん自身もやる気に満ち溢れていたが、その後結婚。
ご主人が広島へ転勤することになり、仕事は辞める事になった。
当時は、ご主人が転勤なら辞めてついていくのが当たり前...
そんな時代だったし、郁代さん自身もそれが当然だと思っていた。
広島でも何か仕事をしたいと思った郁代さんは、派遣会社へ登録することに。
派遣社員として何社かで仕事をした後、
結局はその派遣会社で自分が派遣する側になり働くことになった。
忙しくハードな仕事だったが、面白くて仕方がなかった。
残業もしたし土日も働いたし、とにかく子どもができるまでの3年近く集中して仕事に打ち込んだ。
適材適所に人を派遣し、調整役になったり、人と人をつないだり、時には人を元気づけたり...。
喜んでもらえるのが嬉しかったし、人と関わる仕事が楽しかった。
その後、妊娠・出産のため仕事を辞める。
当時は、子どもができたら退職... それが当たり前だと思っていた。
子どもは欲しいと思っていたし、子育ても自分できちんとしたいと思っていたので
「子どもが育ったら、また仕事をしたらいい。」
そんな気持ちで、一端家庭に入ることを決めた。
それから3人のお子さんを出産。
子育てに追われる毎日で、社会からはだんだん遠ざかっていったものの
「いつかまた働こう。」そんな想いを漠然とではあるがずっともち、
常にどんなことで仕事ができるのかを考えていた。
ひとつの節目として、「40歳になるとき」を意識して。
そんな郁代さんに刺激を与え、視野を広げてくれたのが
30代後半くらいから通い始めた習字教室の先生の存在。
先生は、教室に通う度に色々な話をしてくれた。
・子育ては一生懸命しなくてならないが、 自分自身も常に磨きなさい。
・30代をどう過ごすか で次の40代が決まる。
・何がこの世の真実なのか を見極めなくてはいけない。
・今の若い人たちは、どんどん自分で仕事をしている。雇われずに、自分たちで仕事をやってみては...。
・世の中には、 頑張っている人がたくさんいる。
などなど。
毎回、さりげなく色々な話をしてくれた。
子育ての悩みや愚痴を話していても、
愚痴だけではない話につなげ、社会に目を向けさせてくれた。
当時の郁代さんにとって、新しい考えや視野を語ってくれる先生の存在は大きかった。
今まで郁代さんが縛られていた常識の枠も少しずつはずれてく。
今にして思えば、若い頃の方が自分で自分に規制をかけていたと思う。
女性だから、結婚したから、子どもがいるから...
そんなことを理由に、諦めたり、縛られたりすることが多かった。
「20代の頃より今の方が、何でもできる気がする」と話す郁代さんは、イキイキとしている。
40歳を目前に郁代さんは、行動をおこした。
パソコン教室に通い、自宅でできる編集のテープ起こしの仕事を始める。
まだブラインドタッチもままならない頃だったので
初めのうちは時間もかかるし、仕事も少なかったが
自分から積極的にアプローチして、少しずつ仕事がもらえるようになっていった。
自宅にいながら、出版業界で人気のある人の旬の話を聞くことのできる
「テープ起こし」という仕事は、社会ともつながる気がして当時の郁代さんにとっては楽しかった。
4~5年続け、仕事も収入も増えていったが、
やがて、「外で仕事をしたいな」という気持ちも芽生え始める。
そんな郁代さんの目に留まったのが、「編集アシスタント」の募集。
女性向けフリーペーパーのアシスタントの仕事の募集が出ていたのだ。
面接では、面接官と意気投合して1時間半も話し込み、
結局、働く女性の支援事業の立ち上げスタッフとして加わることになった。
事業のオープニングイベントでは、司会も任され、
40歳を超えて、初めて人の前に立つという経験もさせてもらった。
「働く女性の支援事業」ということで、仕事をして輝いている女性にたくさん出会った。
自分よりもすごく若いのに、起業をしたり講師をしたり。
自己投資をして勉強をして、みんなこうやって自分のできることを仕事にしている。
自分自身の足で歩くのっていいな。
私も...。郁代さんの気持ちは、どんどん高まっていった。
「自分には、何ができるんだろう。」
そう考えた郁代さんは
自分自身を徹底的に掘り起こす作業を始める。
パソコンに思いのたけをつづる...そんな作業だ。
・得意なこと
・自分は何で力を発揮してきたんだろう
・好きなことは?
・気分よくいられるのは、どんな時だろう
パソコンにつづっていくことで、自分自身と向き合っていく。
実はこの作業、初めのうちはムカムカした気持ちや腹の立ったこと、愚痴などを書いていた。
そういうマイナスな気持ちは表に出してはいけないと思っていた郁代さんに
自分の中に貯め込んでいるものを言語化し、吐き出さなければ
モヤモヤは消えないと教えてくれたのも郁代さんの視野を広げてくれた習字の先生だった。
吐くだけ吐きだすと、自分の中にあるモヤモヤがなくなり
自然に元気がわいてきて、前向きな気持ちで物事を考えられるようになってくる。
そんな中で、自分自身を掘り起こし、自分に何ができるのかを模索した郁代さん。
出産前、派遣の仕事をしていた時には、人に関わる仕事が楽しくて仕方がなかった。
頭の固い普通のお母さんだった自分が変わることができたのは、
習字教室という空間で、話を聞いて導いてくれる人がいたから。
自分もそういう人になって、人に関わっていきたい。
そんな風に想い、本を読んだりセミナーに参加したり。心理学の勉強を始めたり。
47歳の時には、コーチングの勉強もスタートする。
振り返ると、郁代さん自身にとって習字教室は習字を学ぶだけでなく
生き方を考えたり、視野を広げるためにとても重要な場所だった。
そして今郁代さんは、子育て中のお母さんたちのために同じような場をつくっている。
お母さんたちのグループを対象に、子育てコーチングを行っているのだ。
自分自身の経験からも、お母さんたち同志が話せる場ってとても大切だと思う。
普段は、なかなか本質的なことまで話すことはないものだが
コーチングでは、夢の話や真剣な話、とってもピュアな話をする。
「できていないことに」焦点をあてるのではなく、
普段は「当たり前」と思っているようなことに光を当てる。
「話したらすごくスッキリした。」「気持ちが楽になった。」「自分を認めてあげられるようになった。」
お母さんたちからは、そんな感想が届いている。
そんなお母さんたちの変化は、子どもたちにも良い影響を与えているようだ。
すごく頑張っているのに、なかなか認めてもらえないお母さんたち。
主婦の経験も子育ての経験も、素晴らしいキャリア。
女性たちが、そんな自分自身のキャリアに自信をもち
自分らしく羽ばたいていけるように...。
郁代さんは、子育てコーチングの輪をもっともっと広げていきたいと語ってくれた。
年を重ねるごとに、自由に、自分らしく... 楽しさを増す人生。
郁代さんの存在自体が、たくさんのお母さんたちに勇気や希望を与えているのではないかな。
郁代さぁ~ん、素敵なお話をありがと~~~~~~。
追伸
郁代さんは、お母さんだけでなく起業を目指している人など
個人を対象にしたコーチングも行っているそうです。
詳しくはブログをご覧ください⇒
郁代さん、素敵!!って思われたら...
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50代 コーチング コーチ 3児の母
今日は、子育てコーチングやコーチング研修などで
コーチ、セミナー講師として活躍中の河野郁代さんのご紹介。
一度は家庭に入り、3人のお子さんの子育てをしていた郁代さんが、
再び社会に出てお仕事を始めたのは、子育ても少し落ち着いた40代以降のこと。
年齢を重ねるにつれ年々自由に、そして楽しくなっているという郁代さんの人生とは...。 洋服が好きで、大学卒業後はアパレル関係の会社の営業アシスタントの仕事に就いた郁代さん。
若い人が多く、活気ある職場で、
郁代さん自身もやる気に満ち溢れていたが、その後結婚。
ご主人が広島へ転勤することになり、仕事は辞める事になった。
当時は、ご主人が転勤なら辞めてついていくのが当たり前...
そんな時代だったし、郁代さん自身もそれが当然だと思っていた。
広島でも何か仕事をしたいと思った郁代さんは、派遣会社へ登録することに。
派遣社員として何社かで仕事をした後、
結局はその派遣会社で自分が派遣する側になり働くことになった。
忙しくハードな仕事だったが、面白くて仕方がなかった。
残業もしたし土日も働いたし、とにかく子どもができるまでの3年近く集中して仕事に打ち込んだ。
適材適所に人を派遣し、調整役になったり、人と人をつないだり、時には人を元気づけたり...。
喜んでもらえるのが嬉しかったし、人と関わる仕事が楽しかった。
その後、妊娠・出産のため仕事を辞める。
当時は、子どもができたら退職... それが当たり前だと思っていた。
子どもは欲しいと思っていたし、子育ても自分できちんとしたいと思っていたので
「子どもが育ったら、また仕事をしたらいい。」
そんな気持ちで、一端家庭に入ることを決めた。
それから3人のお子さんを出産。
子育てに追われる毎日で、社会からはだんだん遠ざかっていったものの
「いつかまた働こう。」そんな想いを漠然とではあるがずっともち、
常にどんなことで仕事ができるのかを考えていた。
ひとつの節目として、「40歳になるとき」を意識して。
そんな郁代さんに刺激を与え、視野を広げてくれたのが
30代後半くらいから通い始めた習字教室の先生の存在。
先生は、教室に通う度に色々な話をしてくれた。
・子育ては一生懸命しなくてならないが、 自分自身も常に磨きなさい。
・30代をどう過ごすか で次の40代が決まる。
・何がこの世の真実なのか を見極めなくてはいけない。
・今の若い人たちは、どんどん自分で仕事をしている。雇われずに、自分たちで仕事をやってみては...。
・世の中には、 頑張っている人がたくさんいる。
などなど。
毎回、さりげなく色々な話をしてくれた。
子育ての悩みや愚痴を話していても、
愚痴だけではない話につなげ、社会に目を向けさせてくれた。
当時の郁代さんにとって、新しい考えや視野を語ってくれる先生の存在は大きかった。
今まで郁代さんが縛られていた常識の枠も少しずつはずれてく。
今にして思えば、若い頃の方が自分で自分に規制をかけていたと思う。
女性だから、結婚したから、子どもがいるから...
そんなことを理由に、諦めたり、縛られたりすることが多かった。
「20代の頃より今の方が、何でもできる気がする」と話す郁代さんは、イキイキとしている。
40歳を目前に郁代さんは、行動をおこした。
パソコン教室に通い、自宅でできる編集のテープ起こしの仕事を始める。
まだブラインドタッチもままならない頃だったので
初めのうちは時間もかかるし、仕事も少なかったが
自分から積極的にアプローチして、少しずつ仕事がもらえるようになっていった。
自宅にいながら、出版業界で人気のある人の旬の話を聞くことのできる
「テープ起こし」という仕事は、社会ともつながる気がして当時の郁代さんにとっては楽しかった。
4~5年続け、仕事も収入も増えていったが、
やがて、「外で仕事をしたいな」という気持ちも芽生え始める。
そんな郁代さんの目に留まったのが、「編集アシスタント」の募集。
女性向けフリーペーパーのアシスタントの仕事の募集が出ていたのだ。
面接では、面接官と意気投合して1時間半も話し込み、
結局、働く女性の支援事業の立ち上げスタッフとして加わることになった。
事業のオープニングイベントでは、司会も任され、
40歳を超えて、初めて人の前に立つという経験もさせてもらった。
「働く女性の支援事業」ということで、仕事をして輝いている女性にたくさん出会った。
自分よりもすごく若いのに、起業をしたり講師をしたり。
自己投資をして勉強をして、みんなこうやって自分のできることを仕事にしている。
自分自身の足で歩くのっていいな。
私も...。郁代さんの気持ちは、どんどん高まっていった。
「自分には、何ができるんだろう。」
そう考えた郁代さんは
自分自身を徹底的に掘り起こす作業を始める。
パソコンに思いのたけをつづる...そんな作業だ。
・得意なこと
・自分は何で力を発揮してきたんだろう
・好きなことは?
・気分よくいられるのは、どんな時だろう
パソコンにつづっていくことで、自分自身と向き合っていく。
実はこの作業、初めのうちはムカムカした気持ちや腹の立ったこと、愚痴などを書いていた。
そういうマイナスな気持ちは表に出してはいけないと思っていた郁代さんに
自分の中に貯め込んでいるものを言語化し、吐き出さなければ
モヤモヤは消えないと教えてくれたのも郁代さんの視野を広げてくれた習字の先生だった。
吐くだけ吐きだすと、自分の中にあるモヤモヤがなくなり
自然に元気がわいてきて、前向きな気持ちで物事を考えられるようになってくる。
そんな中で、自分自身を掘り起こし、自分に何ができるのかを模索した郁代さん。
出産前、派遣の仕事をしていた時には、人に関わる仕事が楽しくて仕方がなかった。
頭の固い普通のお母さんだった自分が変わることができたのは、
習字教室という空間で、話を聞いて導いてくれる人がいたから。
自分もそういう人になって、人に関わっていきたい。
そんな風に想い、本を読んだりセミナーに参加したり。心理学の勉強を始めたり。
47歳の時には、コーチングの勉強もスタートする。
振り返ると、郁代さん自身にとって習字教室は習字を学ぶだけでなく
生き方を考えたり、視野を広げるためにとても重要な場所だった。
そして今郁代さんは、子育て中のお母さんたちのために同じような場をつくっている。
お母さんたちのグループを対象に、子育てコーチングを行っているのだ。
自分自身の経験からも、お母さんたち同志が話せる場ってとても大切だと思う。
普段は、なかなか本質的なことまで話すことはないものだが
コーチングでは、夢の話や真剣な話、とってもピュアな話をする。
「できていないことに」焦点をあてるのではなく、
普段は「当たり前」と思っているようなことに光を当てる。
「話したらすごくスッキリした。」「気持ちが楽になった。」「自分を認めてあげられるようになった。」
お母さんたちからは、そんな感想が届いている。
そんなお母さんたちの変化は、子どもたちにも良い影響を与えているようだ。
すごく頑張っているのに、なかなか認めてもらえないお母さんたち。
主婦の経験も子育ての経験も、素晴らしいキャリア。
女性たちが、そんな自分自身のキャリアに自信をもち
自分らしく羽ばたいていけるように...。
郁代さんは、子育てコーチングの輪をもっともっと広げていきたいと語ってくれた。
年を重ねるごとに、自由に、自分らしく... 楽しさを増す人生。
郁代さんの存在自体が、たくさんのお母さんたちに勇気や希望を与えているのではないかな。
郁代さぁ~ん、素敵なお話をありがと~~~~~~。
追伸
郁代さんは、お母さんだけでなく起業を目指している人など
個人を対象にしたコーチングも行っているそうです。
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