輝く女性の生き方図鑑 Vol.17
40代　既婚　3児の母　エステサロンゼネラルマネージャー


今日はエステサロンのゼネラルマネージャー　塚原 敏江さんのご紹介。


敏江さんは、負のエネルギーを1mmも感じさせない、透明なプラスのエネルギーを放つ人。
１年ぶりの再会を、手を握り締めて心から喜んでくださった。
その握りしめる力強い手と表情から、更にパワーアップされているのを感じた。




福井で建築業を営むお家の長女として生まれ
家の仕事を全般的に手伝い、養子をもらうのが当然とされて育った。
当時医大生だったご主人との結婚も、当然大反対される。
しかし、時間をかけて説得。25歳で結婚。





結婚当初、ご主人は研修医2年目。
新婚当初から6～7年くらいは、ご主人の仕事が本当に忙しく、
1～2週間に1度しか家に帰ってこないような生活だった。
専業主婦だった敏江さんは、その間に3人のお子さんを出産。
結婚後、福井から大阪へと引っ越し
あまり知り合いもいない中で苦労もあったのではないかと思う。





しかし、敏江さんは言う。 実はこの時期に、父がガンになって、頻繁に実家にも帰っていたんです。
主人が忙しかったおかげで、悔いの残らない看病ができて
良かったって思っているの。
敏江さんの物の考え方は、いつもこんな感じだ。






それでも若い頃は、
主婦だからこうしなければ...、妻だからこうしなければ...、自分が我慢すれば...
と思うことで、知らず知らずの間にストレスを溜めていたのかもしれない。
髄膜炎、胃潰瘍、腎炎など　ありとあらゆる病気になった。
ストレスで顔中ニキビでいっぱいになったこともある。





でも、心が健康的になると、不思議と肌のトラブルは治まり
身体のトラブルもなくなってくる。
心と肌、心と身体は連動しているのだ　と、身をもって感じた。





結婚して10年がたった頃、ご主人が独立開業を考え始める。
経営の厳しさは、幼い頃から父をみて知っている。
初めは反対もしたし、何度も何度も腹を割って話し合った。
開業をする腹をくくってからは、
「私たちが目指すものは何なのか」を毎日話し合った。





形成外科医の立場で話すご主人と、女性の立場で話す敏江さん、
何度も意見は衝突した。

しかし、やがて

女性が美しくあるためには、心と身体をトータルにケアする必要がある。
どうせつくるのであれば、単なる医療機関ではなく
トータルでケアできる場所をつくりたい。

想いは１つになっていく。





目指すべき姿が見えた敏江さん。
私にできることは何か？　受け付けや経理が手伝えるだけではダメだ。
今まで自分の中へと押し込めていたエネルギーが一気にあふれ出るように
エステの学校へ行き、勉強のためにエステサロンでも働く。
2004年の秋には、クリニックとともにエステサロンをオープン。
今年の秋、心斎橋にも新店のオープンが決まっている。

東洋医学と西洋医学の融合を目指した、幅広いメニューで
名ばかりでない本当の意味での
医療とエステの連携がとれた素晴らしいサロンだと思う。





何よりも、結婚、出産、介護、ご自身の病気、子どもの受験...
専業主婦時代の経験があるからこそ、いろいろな方の悩みを
リアルに共感することができるのだという。
人生に無駄なものなど、一切ないのだ。





高校生の頃には論語が好きで、専業主婦時代にも経済や自己啓発の本を
たくさん読んでいた敏江さん。
現在は、早稲田大学人間科学部健康福祉科学科に在学中で
仕事をしならがも、心理学、心身学を中心に毎日2～3時間は勉強をしている。
40から始めた英会話は、今でも週1回のレッスンを続け
ちょっとした会話くらいなら困らないくらいになったそうだ。






いったい、いつ寝てるんですか！？と聞きたくなるようなスケジュール。
楽しく語る姿からは、学ぶこと自体を楽しんでおられるのが伝わってくる。





敏江さんは、いろいろなことに40歳を過ぎてからチャレンジしている。

河野さんは、その時の私より若いんだから
これから、まだまだ何でもできるわね！！　力強い言葉をいただいた。





そう、自分さえその気になれば、何歳からだろうが何でもできる。
目の前で、年々輝きをましていく敏江さんを見て、そう確信した。




敏江さぁ～ん、敏江さんのような女性を目指します～～～～！！
素敵なお話をありがとうございました～～～～。




敏江さんのエステサロンのホームページはこちら⇒





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