輝く女性の生き方図鑑 Vol.76
30代 クラフトデザイナー 2児の母
今日は、クラフトデザイナーのモリシマノリコさんのご紹介。
こちら↓↓ノリコさんの作品のカタログから。かわいいコドモノ小物たち。
こちらでもカタログを見ることができます⇒
実物も拝見しましたが、どれも思わず「かわい~~~」と
声をあげずにはいられないような可愛らしさ。
胸がキュンッとするようなる感じ...とでもいうのかな。
可愛いものを見た時の、心トキメク感じ。
使用している毛糸の質感や配色からも
ノリコさんのセンスの良さを感じる。 主に雑貨などを扱う企画・卸売・小売業の会社で
大学時代からアルバイトをしていたノリコさん。
そのときの店長がとっても素敵な女性で、店長への憧れもあり、
卒業後は、そのアルバイト先の会社に正社員として勤めることになった。
接客は大好きだったし、アルバイトの頃にはできなかったようなことも
正社員になるといろいろと任せてもらえるようになり、仕事はとても楽しかった。
自分で企画をして、ディスプレイなどを考え、
いろいろと工夫したことが、売上に反映されていくのをみるのも面白かったし、
仕事にやりがいも感じていた。
ぼっとうしすぎて、終電がなくなってしまったこともある。
休みの日でも、自ら出勤してしまうほど
とにかく楽しくて、無我夢中で仕事に打ち込む...そんな毎日だった。
大阪出身のノリコさんだが、男女関係なく全国どこにでも転勤のある会社だったため
初めて勤務した千葉に始まり、横浜、八王子と次々と移動を経験。
2店舗目の横浜からは、店長代理も任せてもらえるようになり、
八王子では、新店舗オープンの立ち上げ要員としても活躍する。
忙しい毎日ではあったものの、辛いと思うこともなく、
ただただひた走ってきたノリコさんだが、
気がつかぬうちに頑張りすぎていたのか、
ある頃から、血尿やジンマシンが出たりと体調を崩してしまう。
そしてある日、胸にしこりがあることにも気づく。
初めて病院へ行った時には、乳がんの可能性が50%と言われ...
結局は良性であったものの、そんなできごとをきっかけに
自分自身の身体のことを見つめなおすと同時に、
不安や心細さを感じるようになり、
アルバイトでも良いので、親元の大阪へ戻してもらえないかと
会社に相談をしてみた。
きっとこれまで一生懸命やってきたノリコさんの頑張りが
評価してもらえたのだろう。
ノリコさんの希望を会社も受け入れ、
25歳のとき、大阪の天王寺の店舗に戻ってくることができた。
しかも、アルバイトどころか店長として。
その1年後には、関西でも2番目に大きい店舗の店長に抜擢される。
大好きな仕事ではあったが、プレッシャーも大きく、
重圧を感じながらも、相変わらずギリギリのところで仕事をしていた。
27歳で結婚し、その後数店舗を同時に任されるような立場にもなっていたが
全国転勤というのは、家族をもつと難しい。
今後の身の振り方を考え、どうしよう...と迷っていた、そんな矢先に子どもを授かり
ギリギリまで仕事を続け、産休育休生活に入った。
それでも当初は、職場復帰するつもりをしていたが、
実際に子どもが生まれてみると、預けてまで働くことに迷いを感じるようになった。
今まで仕事をするなら100%全力で打ち込んできたノリコさん。
仕事と育児の両立では、今までと同じようにアクセルを全開に踏んで
仕事に全力を注ぐのも難しい...。
自分にとっては、それが許せないし、ストレスになるように感じ...
どうしようかと迷いに迷った挙句、
結局会社は、その後退職する決心をする。
一方、産休に入った頃から、ポンチョやおくるみなどの小物を編み始めていたノリコさん。
子どもが生まれた冬には、赤ちゃんに手作りのポンチョなどを着せて
お出かけするようになっていた。
すると、知らない人から 「どこで買ったのですか?」 と声をかけられた。
しかも、そんなことが何度も続いた。
「つくってもらえないですか?」と声をかけられることも。
初めのうちは、趣味なので販売できるものではないと思っていたが、
「仕事にできるのでは?」と言うご主人の言葉に後押しされ、
「やってみよう!」と準備を始めた。
子どもが寝ている間に、作品をつくったり、カタログをつくったり...
4~5ヶ月かけて準備を進め、知人や興味をもってくれた人たちにカードとカタログを送ってみた。
カタログの制作は、同じように小さな子どもをもつ10年来の友人が
写真撮影、スタイリング、印刷など...すべてを手伝ってくれているのだとか。
「やってみてダメなら、復職すればいい」それくらいの軽い気持ちで始めたが、
出産祝いなどに友だちが使ってくれたり...
更にプレゼントをもらった人から注文が入るようになり...
口コミで広がっていき、徐々に注文が増えていった。
これなら子どもと一緒に過ごしながらできる...。
ノリコさんは、自分らしく育児と両立のできるやりがいを見つけた。
ずっと第一線で仕事を続けてきたノリコさんだからこそ、
クラフトデザイナーとしても仕事に対するプロ意識は高い。
注文してくださった方が喜んでくれるのがすごく嬉しいから、
やるからには、できるだけ丁寧に全力でやりたい。
だからこそ、子どもが寝ている間にしか仕事はしないと決めているそうだ。
カシミヤやアルパカ、オーガニックコットンなど、毛糸選びにもこだわっている。
プレゼントの依頼主には、商品やラッピング、添えた手紙など
1つひとつ写真などとともに報告の連絡をしているそうだ。
そんなノリコさんの心のこもった作品のファンは多く、
今では注文してから、3ヶ月待ちの人気となっている。
現在では、雑貨店などでも作品を取り扱ってもらっていたり、
先日このブログでも紹介したマチネの福田さんと一緒にコドモノコウチャを企画したり...
少しずつ仕事の幅を広げている。
昨年末には、2人目のお子さんを出産したノリコさん。
今後は、作品を置いてくれるお店を増やしたり、資格を取ったり、教室を開いたり...
夢は広がるが、2人のお子さんの成長とともに少しずつ広げていきたいのだとか。
「始めたきっかけは、子どもたちだから。
子どもとの時間を大切にしながら続けていきたい。」
そう語ってくれたノリコさん。
こういうスタンスが、とっても素敵だと思う。
プロ意識の高いノリコさんの作品は、本当に素晴らしく
きっとお子さんの成長と共に
作品たちも今後どんどん世に羽ばたいていくのではないかな。
私も赤ちゃんが無事生まれたら、来年の秋用の小物をお願いしたいなぁ...。
ノリコさぁ~ん、素敵なお話をありがと~~~~。
*ricottoのホームページはこちら⇒
※現在はご紹介制で、サイズオーダーで注文を受けておられるそうです。
ご希望の方は、ご紹介させていただくのでご連絡くださいね!
ノリコさん親子。とっても素敵でしょ♪
ノリコさん、素敵!!って思われたら...
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30代 クラフトデザイナー 2児の母
今日は、クラフトデザイナーのモリシマノリコさんのご紹介。
こちら↓↓ノリコさんの作品のカタログから。かわいいコドモノ小物たち。
こちらでもカタログを見ることができます⇒
実物も拝見しましたが、どれも思わず「かわい~~~」と
声をあげずにはいられないような可愛らしさ。
胸がキュンッとするようなる感じ...とでもいうのかな。
可愛いものを見た時の、心トキメク感じ。
使用している毛糸の質感や配色からも
ノリコさんのセンスの良さを感じる。 主に雑貨などを扱う企画・卸売・小売業の会社で
大学時代からアルバイトをしていたノリコさん。
そのときの店長がとっても素敵な女性で、店長への憧れもあり、
卒業後は、そのアルバイト先の会社に正社員として勤めることになった。
接客は大好きだったし、アルバイトの頃にはできなかったようなことも
正社員になるといろいろと任せてもらえるようになり、仕事はとても楽しかった。
自分で企画をして、ディスプレイなどを考え、
いろいろと工夫したことが、売上に反映されていくのをみるのも面白かったし、
仕事にやりがいも感じていた。
ぼっとうしすぎて、終電がなくなってしまったこともある。
休みの日でも、自ら出勤してしまうほど
とにかく楽しくて、無我夢中で仕事に打ち込む...そんな毎日だった。
大阪出身のノリコさんだが、男女関係なく全国どこにでも転勤のある会社だったため
初めて勤務した千葉に始まり、横浜、八王子と次々と移動を経験。
2店舗目の横浜からは、店長代理も任せてもらえるようになり、
八王子では、新店舗オープンの立ち上げ要員としても活躍する。
忙しい毎日ではあったものの、辛いと思うこともなく、
ただただひた走ってきたノリコさんだが、
気がつかぬうちに頑張りすぎていたのか、
ある頃から、血尿やジンマシンが出たりと体調を崩してしまう。
そしてある日、胸にしこりがあることにも気づく。
初めて病院へ行った時には、乳がんの可能性が50%と言われ...
結局は良性であったものの、そんなできごとをきっかけに
自分自身の身体のことを見つめなおすと同時に、
不安や心細さを感じるようになり、
アルバイトでも良いので、親元の大阪へ戻してもらえないかと
会社に相談をしてみた。
きっとこれまで一生懸命やってきたノリコさんの頑張りが
評価してもらえたのだろう。
ノリコさんの希望を会社も受け入れ、
25歳のとき、大阪の天王寺の店舗に戻ってくることができた。
しかも、アルバイトどころか店長として。
その1年後には、関西でも2番目に大きい店舗の店長に抜擢される。
大好きな仕事ではあったが、プレッシャーも大きく、
重圧を感じながらも、相変わらずギリギリのところで仕事をしていた。
27歳で結婚し、その後数店舗を同時に任されるような立場にもなっていたが
全国転勤というのは、家族をもつと難しい。
今後の身の振り方を考え、どうしよう...と迷っていた、そんな矢先に子どもを授かり
ギリギリまで仕事を続け、産休育休生活に入った。
それでも当初は、職場復帰するつもりをしていたが、
実際に子どもが生まれてみると、預けてまで働くことに迷いを感じるようになった。
今まで仕事をするなら100%全力で打ち込んできたノリコさん。
仕事と育児の両立では、今までと同じようにアクセルを全開に踏んで
仕事に全力を注ぐのも難しい...。
自分にとっては、それが許せないし、ストレスになるように感じ...
どうしようかと迷いに迷った挙句、
結局会社は、その後退職する決心をする。
一方、産休に入った頃から、ポンチョやおくるみなどの小物を編み始めていたノリコさん。
子どもが生まれた冬には、赤ちゃんに手作りのポンチョなどを着せて
お出かけするようになっていた。
すると、知らない人から 「どこで買ったのですか?」 と声をかけられた。
しかも、そんなことが何度も続いた。
「つくってもらえないですか?」と声をかけられることも。
初めのうちは、趣味なので販売できるものではないと思っていたが、
「仕事にできるのでは?」と言うご主人の言葉に後押しされ、
「やってみよう!」と準備を始めた。
子どもが寝ている間に、作品をつくったり、カタログをつくったり...
4~5ヶ月かけて準備を進め、知人や興味をもってくれた人たちにカードとカタログを送ってみた。
カタログの制作は、同じように小さな子どもをもつ10年来の友人が
写真撮影、スタイリング、印刷など...すべてを手伝ってくれているのだとか。
「やってみてダメなら、復職すればいい」それくらいの軽い気持ちで始めたが、
出産祝いなどに友だちが使ってくれたり...
更にプレゼントをもらった人から注文が入るようになり...
口コミで広がっていき、徐々に注文が増えていった。
これなら子どもと一緒に過ごしながらできる...。
ノリコさんは、自分らしく育児と両立のできるやりがいを見つけた。
ずっと第一線で仕事を続けてきたノリコさんだからこそ、
クラフトデザイナーとしても仕事に対するプロ意識は高い。
注文してくださった方が喜んでくれるのがすごく嬉しいから、
やるからには、できるだけ丁寧に全力でやりたい。
だからこそ、子どもが寝ている間にしか仕事はしないと決めているそうだ。
カシミヤやアルパカ、オーガニックコットンなど、毛糸選びにもこだわっている。
プレゼントの依頼主には、商品やラッピング、添えた手紙など
1つひとつ写真などとともに報告の連絡をしているそうだ。
そんなノリコさんの心のこもった作品のファンは多く、
今では注文してから、3ヶ月待ちの人気となっている。
現在では、雑貨店などでも作品を取り扱ってもらっていたり、
先日このブログでも紹介したマチネの福田さんと一緒にコドモノコウチャを企画したり...
少しずつ仕事の幅を広げている。
昨年末には、2人目のお子さんを出産したノリコさん。
今後は、作品を置いてくれるお店を増やしたり、資格を取ったり、教室を開いたり...
夢は広がるが、2人のお子さんの成長とともに少しずつ広げていきたいのだとか。
「始めたきっかけは、子どもたちだから。
子どもとの時間を大切にしながら続けていきたい。」
そう語ってくれたノリコさん。
こういうスタンスが、とっても素敵だと思う。
プロ意識の高いノリコさんの作品は、本当に素晴らしく
きっとお子さんの成長と共に
作品たちも今後どんどん世に羽ばたいていくのではないかな。
私も赤ちゃんが無事生まれたら、来年の秋用の小物をお願いしたいなぁ...。
ノリコさぁ~ん、素敵なお話をありがと~~~~。
*ricottoのホームページはこちら⇒
※現在はご紹介制で、サイズオーダーで注文を受けておられるそうです。
ご希望の方は、ご紹介させていただくのでご連絡くださいね!
ノリコさん親子。とっても素敵でしょ♪
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